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立場によって敬語の使い分けを上手にするコツ

社内外の上司への敬語の使い分けにも注意が必要です。

社長や部長、課長などの役職名は、それ自体が敬称になりますので、
社外の人には「〜部長」とは言わずに「部長の〜が」と名前を呼び捨
てにするのが正解です。

社内で部長本人と話すときは
「部長がおっしゃっていた件をただ今調べて参ります」

社内の人には
「部長がそのようにおっしゃっていました」
とそれぞれ尊敬語になります。

相手先の人に対しては
「部長の〜がそのように申しておりました」
と謙譲語になります。

このように、たとえ上司でも相手先の前では呼び捨てにします。

自分にとって誰がウチで、誰がソトなのか、敬意を表すべき相手は誰な
のかを考えると使い分けが楽になると思います。

この関係を理解するこ とが上達への早道ですし、大切なポイントと言えます。

とは言え、立場によって敬語を使い分けるのは、ちょっと難しいですよね。

最初はそうかもしれませんが、実践でどんどん使って慣れて行くことです。